生活困窮世帯の増加や社会的孤立などの複合的な福祉・生活課題が顕在化・深刻化する中、福祉制度だけでは解決できない多様な福祉課題、生活課題が顕在化しており、国においては、「我が事、丸ごと」をキーワードに、すべての住民が地域において支えあう「地域共生社会」の実現に向けて取組みを進めています。
本県においては、各関係機関・団体との連携のもと、平成29年11月から「THANKS(サンクス)運動」をスタートさせ、県民及び専門職関係者とともに身近な地域における支え合い活動を推進し、地域の人々が支え合う社会の実現を目指した取り組みを進めているところです。
このような状況の中、地域で活躍するソーシャルワーカーには、住民の多様な生活課題を把握し、あらゆる社会資源を活用し解決に導く個別支援と同時に、住民や専門職等の連携による支援の仕組みづくりなど、地域支援のスキルも含めたコミュニティソーシャルワークの実践が求められています。
本研修では、地域共生社会の実現に向けて、今日の地域福祉の動向を含め、地域の実践者として必要なコミュニティソーシャルワークの視点、基本的概念を理解し、展開プロセス、具体的な手法について学ぶ機会として開催します。 ぜひご参加ください!
【定員】100名
【参加対象】相談援助業務、地域福祉活動等に携わる方
(基礎的研修の位置づけですので、経験年数おおむね3年未満の方を対象)
①市町村社会福祉協議会職員(コミュニティソーシャルワーカー、相談員等)
②地域包括支援センター職員
③在宅介護支援センターの職員
④市町村行政において地域福祉を担当する職員
⑤生活困窮者自立支援事業を担当する職員
⑥生活支援コーディネーター(地域支えあい推進員等)
【日程・場所】
平成30年12月10日(月) 県総合福祉センター 東棟4階 403研修室(那覇市首里石嶺町)
【申込期限】
平成30年12月3日(月)必着
【申込方法】
別紙「受講申込書」により、申込期限までに福祉人材研修センターへFAX(098-887-1071)でお申込ください。