地域福祉懇談会(糸満市)

グループワークの様子

令和元年11月、「地域共生社会」の実現を目指し、地域福祉の仕組みづくりを推進することを目的とした3地区合同(西区、道端区、前端区)の地域福祉懇談会が、町端区公民館(主催:糸満市社会福祉協議会)で開催され、自治会長や民生委員を中心に約20名が参加した。

まず、7月に3地区合同で開催した地域づくり交流会「防災について考えよう!大声大会&炊き出し」の振り返りを行った。

振り返りのなかで、防災への意識向上のため炊き出し等を行ったことについて「防災に特化した取り組みはおもしろい」、「海の周りに住む住民として防災を意識できるので勉強になる」等の意見があげられた。

後半のグループワークでは、今後の地区合同交流会を通して目指していくことや、今後の活動について話し合いが行われた。

各グループからは「地域住民とのコミュニケーションを大切にしたい」、「自治会がどういうことを行っているか、発信する機会が必要」などの意見もあり、約1時間の話し合いの結果、「3地区合同で『防災意識』を高められるような交流を行う」、「防災への取り組みを通じた『地域の繋がり』づくり」を目指していくことが確認された。

今後の活動の具体的な案としては、バケツリレーやマットで高齢者を運ぶ等のゲームを通した防災体験をする「防災運動会」が各グループ共通であげられた。その他にも、AED講習会や防災に関する研修会を行ってはどうか、など積極的な意見が交わされた。