平成30年度 コミュニティソーシャルワーカー配置の成果について(今帰仁村社会福祉協議会)

見守りステッカー

今帰仁村社会福祉協議会(田港朝茂会長)は、県社協からの指定事業「社会的孤立対策モデル事業」の終了を受け、平成30年度からは「社会的孤立対策(なきじん結ネットワーク)事業」を村社協独自で展開している。

同事業は、誰もが安心して暮らせる地域づくりに向け、住民主体の見守り・声掛け活動や居場所づくりを通して、社会的孤立の防止活動を進めている。

モデル指定を受けていた平成27年度から29年度の3年間の取り組みを振り返り「地域福祉コーディネーターを4名配置し、村内全19字に地域相談窓口を設置したことで、職員の意識向上が図られ、住民との顔の見える関係が構築された」との報告があった。

その他、民間事業者や関係機関と連携をとることで、重層的な支援ができているとのこと。

また「社会的孤立対策モデル事業」の指定を受けたことで、地域福祉活動を再開することができ、地域を巻き込んだ活動ができるようになったとの報告もあった。

CSW配置図

村社協の座間味美智枝事務局長からは「コーディネーターを配置し、地域相談窓口を設置することで、地域の支え合いの体制づくりができる」として、コーディネーター配置と地域相談窓口の設置を他市町村へも勧めていきたいと話された。