平成30年度 コミュニティソーシャルワーカー配置の成果について(南風原町社会福祉協議会)

南風原町社会福祉協議会(前川義美会長)は、平成28年度より沖縄県社会福祉協議会から「社会的孤立対策モデル事業」の指定を受けている。

この3年間の取り組みを振り返り、町社協から「各小学校区に2名(計8名)のコミュニティソーシャルワーカー(以下「CSW」)を配置したことで、地域からの要望や課題に迅速に対応ができるようになり、今まで個別支援だけだったことが地域支援に繋げられるようになった」との報告があった。CSW配置図

また、町社協が企画する福祉講演会や勉強会を通して、障がい者理解を始めとする地域住民の福祉意識が高まっており、気になる方の情報を知らせてくれるようになったとのこと。

その他、CSWが民生委員や福祉協力員と協働することで、問題の抱え込み防止にもなっているとの報告もあった。

町社協の島袋康史事務局長は「今後、児童館を拠点とした児童分野や親子(世帯丸ごと)の支援も行いたい。また、児童館を拠点とすることで小学校区内における地区社協としての機能を果たせるのではないかと考えている」と抱負を語った。相談支援実績