西原町社会福祉協議会(大城幸哉会長)主催のパソコン講習会が、糸数技研の糸数清代表を講師に招き、西原町社会福祉センターで10月24日に行われた。
町社協は、県社協から社会的孤立対策モデル事業の指定を受けており、その事業の一環として自治会長や地域窓口相談員を対象に、パソコンを活用するための技術習得を目的に実施された。
まず、パワーポイントの操作や効果的なプレゼンテーション方法などを学び、後半では1年間の活動を報告する事業実績報告会にむけた資料作成に取り組んだ。
町社協では、平成28年度から身近な悩みや困りごとは地域で受け止め解決する相談体制の構築に取り組んでおり、町内32自治会のうち25自治会(平成30年10月現在)の公民館に地域相談窓口を設置して、地域住民が中心となった活動が行われている。
相談の受付・対応は自治会長をはじめ民生委員等で行い、地域で解決困難な場合には町社協や関係機関に繋ぐなどの連携も行っている。
講習会に参加した関係者からは「基礎から学べてよかった」「新しい機能や効果的なプレゼンテーション方法を知ることができた」との感想が述べられた。
事業実績報告会は、地域住民や関係者を対象に来年3月に予定されている。