「子どもの居場所向け防災研修」を開催いたしました

令和3年11月28日(日)沖縄県総合福祉センターにて、本会では子どもの居場所に関わる支援者向けの防災意識の向上と有事の際の対応力の強化を目的に「子どもの居場所向け防災研修会」を、那覇市社会福祉協議会(会長 新本 博司 氏)と共催で開催いたしました。(参加者12名)

本研修会では、宮崎市子ども食堂ネットワークコーディネーター兼防災士の黒木 淳子氏を講師に迎え、全国こども食堂支援センターむすびえ様が作成した「こども食堂防災マニュアル」を活用した講義が行われました。黒木氏からは、「災害には種類があり、無理をしないこと・日頃から備えること」をポイントに、「災害時の動きのルール」「災害直後の意識」「発災時、こども食堂ができること」等の助言がありました。

その後防災訓練を実施し黒木氏から参加者を「子どもの居場所運営者役」「子ども役」と分け、参加者全員で火災を想定した避難訓練を行いました。参加者からは「消火器をいざ使う時に、実際使えるか不安になった」「うずくまって動かない子ども役をどう誘導していいか分からなかった」「運営者もパニックになる」など感想があり、自身が運営する居場所ではどのように災害へ備えたら良いかを学ぶ機会となりました。

全国こども食堂支援センターむすびえHP

防災マニュアルを活用した講義の様子

火災を想定した防災訓練の様子