西原町桃原自治会の取り組み

西原町社会福祉協議会(以下町社協)では、平成30年7月現在、町内21ヵ所に地域相談窓口を設置している。

西原町桃原地区の人口は、280名、97世帯、自治会加入率95%と高く、近隣住民での支え合いも多くとても住みやすい地区との話があった。

平成28年度に、社会的孤立対策モデル事業のモデル区認証を受けた桃原自治会では、地域相談窓口を公民館に設置して3年になる。相談日は、毎週木曜日の15時~17時に行われており、自治会長と民生委員の2名で対応している。

地域相談窓口を設置した効果として、公民館が定期的に利用され、より人が集まるようになった。

喜屋武自治会長(中央)と岸本さん(左)

また、町外から引っ越してきた方から育児の相談を受け、こども会のお母さんたちや子育て支援センターを紹介したところ、友達や相談先ができたことで安心でき、今では公民館によく親子で遊びに来るようになったとのこと。

喜屋武則政自治会長には「社会的孤立を防ぎ、地域活性化もしたい」との思いがあり、また民生委員の岸本弘子さんからは「地域相談窓口を始めたことで、支え合いのネットワークが広がった」とのコメントがあった。