BeNITY合同会社リハプライドの取り組み

西原町上原にある『BeNITY合同会社リハプライド・西原』(以下リハプライド)は、日頃の業務を活かした地域での見守り活動を行っており、平成28年度に西原町社会福祉協議会(以下町社協)と地域見守り協定を結んだ。

今年7月で3周年を迎えたリハプライドは、リハビリを中心としたデイサービスで、利用者を送迎する際に、道で困っている方へ声掛けを行ったり、近所で気になる方の情報を町社協職員と共有するなどの活動を行っている。

6月に、ある高齢者(男性)が行方不明になっているとの連絡が町社協に入った。その際、情報としては個人情報の制限により服装しかわからなったが、町社協職員をはじめデイサービスの利用者や職員とも情報交換をし、見回りを行った。

また、近隣で一人暮らしの方には、要介護度や歩行時のリスクなど専門的視点を活かし、常時見守りと声掛けを行っている。

寄川代表(左)と施設長(右)

リハプライド・西原の寄川孝之代表は「町社協が発行している地域見守り隊ステッカーを貼って送迎をすることで、地域の方々からの声掛けが増えた。また、連携先ができたことで、情報が早く活動をしやすくなった」とのコメントがあった。