調査報告&公開ワークショップを開催いたしました。

令和6年5月15日、県こどもの居場所ネットワーク(県社協)は、全国こども食堂支援センター・むすびえとの共催、那覇市社協の協力のもと「こども食堂への参加者の変化に関する調査報告会&公開ワークショップ」を開催しました。会場となった県総合福祉センターには、全国のこども食堂を含むこどもの居場所運営者、行政・社協職員など、約40人が集まり、全国からのオンラインによる参加者 約90人とともに、情報共有と交流を図りました。

前半の報告会は、こども食堂への参加がこどもや保護者の内面にもたらす変化を定量的に示すことで、多くの人にこども食堂の価値を伝えることを目的として実施されました。昨年、沖縄県と大阪府堺市内のこども食堂を対象に実施した調査結果として、こども食堂への参加回数と期間が増えると、安心感の高さや他者への信頼感が高まることなどが、紹介されました。

後半の公開ワークショップでは、南城市、読谷村、宮古島市、那覇市、今帰仁村でこども食堂を運営する5名が登壇し、それぞれがエピソードを披露した後、参加者同士で気づきや学びについて共有を図り、交流を深めました。

参加者からは、「子ども食堂の意義深さを学ぶことができた」、「エピソードはどれも興味深くもっと聞いてみたかった」「他の居場所の方と話す機会がなかったので、話が できてうれしかった」等の声が寄せられました。