地域窓口相談員連絡会(西原町の取り組み)
西原町社会福祉協議会(大城幸哉会長)は、県社協より社会的孤立対策モデル事業の指定を受け、その活動の一環として地域相談窓口を町内に設置している。
今年度は10自治会が町社協より認証を受け活動をしており、地域課題の解決方法を検討する地域窓口相談員連絡会(以下連絡会)が平成30年2月13日に西原町社会福祉センターで行われた。
連絡会は中学校圏域で行われ、西原中学校区は5自治会、西原東中学校区は2自治会から相談員が参加した。
「法事や初盆のやり方が分からない」との相談には、地域住民で手順を教え準備の手伝いをしたり、
「高齢者宅の電気がついていない日が続いている」との情報から、本人宅と近所の親戚宅を訪ねて安否確認をおこなったとの報告があった。また、認知症の方の徘徊に配慮した声かけと見守り活動についても報告された。
参加した相談員からは「地域行事に参加する住民が増えた」「自身も地域が抱える課題に関する意識が高まった」との話があった。