令和元年度 見守り隊に関する協定書締結式の開催(八重瀬町社協の取り組み)

協定の様子

八重瀬町社会福祉協議会(金城榮幸会長)は、令和元年12月20に町社会福祉会館で「見守り隊に関する協定書締結式」を開催した。

同締結式では、住民の日常生活で異変と思われる状況等を発見した場合に、関係機関へ連絡する体制整備の促進や、誰もが安心して暮らし続けることのできる地域体制づくりを推進することを目的に行われ、町社協は6事業所と新たに締結を交わした。

これで、町内協定事業所は、昨年度の3事業所から9事業所になった。

金城榮幸会長は、今回の協定について「まさに地域協働の社会と呼ぶにふさわしいものであります。互いに助け合う笑顔溢れる八重瀬町となりますよう、お力添えを頂けますようお願い申し上げたい」と挨拶を述べた。

締結事業者を代表して、南部水道企業団の仲榮眞弘実企業長は「『見守り隊活動』の協定を締結できたことは大変意義深い。経験を活かし、これからの八重瀬町の社会福祉活動に貢献していきたい」と抱負を語られた。

協定書の受け渡しの様子

また、特定非営利活動法人サザンウィンドの前仲徳子理事長は、「見守り活動を行うことで、地域の方との交流が生まれ、利用者のやる気や自信にも繋がる良い活動である。これからも継続的に活動への協力に努める」と語られた。

後半に行われた「見守り隊事業所連絡会」では、町社協が取り組む社会的孤立対策モデル事業についての説明や町地域包括支援センターの取り組みが紹介され、事業所と一体となり連携をとるための体制づくりとなった。

=協定事業所=

南部水道企業団、生活協同組合コープおきなわ、特別養護老人ホームときわ苑、特別養護老人ホーム転生園、障害者支援施設みなみの里、特別非営利活動法人サザンウィンド、沖縄タイムス(販売店)、琉球新報(販売店)、株式会社ヤクルト(本社)