新型インフルエンザに関する合同研修会を開催!!



 去る6月1日、9日の両日、沖縄県総合福祉センターにおいて、沖縄県社会福祉協議会・種別協議会主催の合同研修会が開催された。両日併せて各種別協から会員460名余が参加した。
 本研修会は、感染が拡大する可能性のある新型インフルエンザに対し、国・県の動向把握や、社会福祉施設等における利用者等の安全確保面に関する理解とともに、その正しい知識を学ぶこと等を目的として開催。
 両日とも、沖縄県福祉保健部・保健衛生統括監の宮里達也氏を講師に、「社会福祉施設等における新型インフルエンザ対策について」と題し、その経緯や動向、今後の県の対応等について、わかり易く講義いただいた。
 特に、今後の動向等には、アンテナを張りながら、正確な情報を基に慎重な対応等に努めることや、地域単位の施設同士で勉強会を開催し、情報の共有を図っておくこと、また、各保健所と連携を築いておくこと等の重要性について講義がなされた。
 参加者からは、「怖がらずに冷静に対処していきたい」「落ち着いた対応と知識を備え、新型インフルエンザも含めた様々な感染症に対し、対応していきたい」等、今後の取り組み(対応)に対する感想が寄せられた。



新型インフルエンザ関連情報

 沖縄県内における新型インフルエンザの発生状況や相談先、県の取り組み状況等についての情報が、つぎのアドレスからご覧いただけます。その他にも関連情報が掲載されていますので、国や県等の最新の情報を御確認ください。


沖縄県ホームページ(新型インフルエンザの情報について)
http://www.pref.okinawa.jp/ (重要なお知らせ欄を御覧ください)



 
「正確な情報収集、的確な行動と共に、日ごろから万全な体制・対策に努める」ことなどを語る講師






職員の相談・面接力アップに向けて 
 基礎セミナーを開催しました 



福祉の職場で働く者にとっては、「相談」や「面接」を行う力はぜひ身につけておきたいものです。
 沖縄県社会福祉協議会では、去る6月10日(水)に県内の在宅介護支援センターや地域包括支援センター、その他介護保険事業所の新人職員を対象に「相談・面接力アップ基礎セミナー」を開催しました。参加者は120名。講師に沖縄県介護支援専門員協会会長の大城則子氏を招き、今も現場の最前線で日々利用者と向い合い培ってきた現場の生の声も交えながら講義を行いました
 大城氏は講義のなかで、最初に利用者と出会う初回面接の重要性を説明。いくつかの留意すべきことのなかから、特に業務経験が浅い職員に向けて、4つのポイントが示されました。(図1参照)
 そして、これから相談・面接業務に携わる職員の基本的心得として、①経験だけに頼らないしっかりとした理論と技術を習得することを心がける、②相談相手(利用者)に近づきすぎない「距離」と「情緒的客観性」を自己認識すること、などが講義の中でアドバイスされました。


利用者の心理的サポート 精神面のサポート。共感、尊重、受容など
利用者の述べる事実と
感情の両方の理解
利用者を「理解したい」という態度が表現されること
必要最小限の情報収集 何に困っているか、何が必要なのかなどを中心に
今後の進路の目安 今後の目安を立て、初回相談終了時に伝える
 ▲図1 初回相談・面接における4つのポイント

講師の大城則子氏



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福祉情報おきなわVol.126(2009.7.1)
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