去る1月14日(水)県総合福祉センターゆいほーるにおいて、平成20学年度沖縄県かりゆし長寿大学校(第18期生)の卒業式が行われました。
いきいきクラス87名、ふれあいクラス81名、計168名の卒業生が大学校の思い出を胸にこの日を迎えました。卒業生の皆さんは晴れ着に身を包み、厳かな中にも、晴れやかな卒業式となりました。
式では、新垣学長より「かりゆし長寿大学校の誇りと絆を胸に、各地域で積極的にご活躍いただくことを願っています。」と卒業生を激励しました。
また卒業生を代表して、ふれあいクラスの知花昌雄さんから「卒業後は同期生同士のネットワークを深めつつ、先輩同窓会との交流やボランティア活動、出身地域のリーダーとしての活動など、積極的に活躍していきましょう。」と答辞を述べられました。
式典終了後、卒業生は家族や友人に囲まれ祝福の花束を受けたり、仲間と記念撮影をするなどして互いの門出を祝い合いながら別れを惜しみつつ、通い慣れた学び舎を後にしました。
地域や子どもの育ちを考える
~心豊かな高齢者の力を子ども達へ~
高齢者のためのボランティア講演会開催
去る1月22日、那覇市のパレット市民劇場にて高齢者のためのボランティア講演会が開催されました。
この講演会は、高齢者が長年培ってきた豊かな知識や経験を生かしたシルバーボランティアなどの地域活動の担い手を育成することを目的に開かれたもので、厚生労働省の柳澤邦夫児童健全育成専門官を招き、「地域や子どもの育ちを考える~心豊かな高齢者の力を子どもたちへ~」と題し、講演いただきました。
柳澤専門官は最初に、近年急増している少年事件について触れ、ゲームやアニメなどの影響による残虐な事件が増えているとして、その原因が子ども達を取り巻く環境の変化にあることを解説しました。続いて、子ども達が犯罪の被害者になるケースを挙げ、子ども達を守るために地域で活動している全国各地の高齢者ボランティアの取り組み事例をビデオやスライドを使って紹介しました。
また、登下校時の子どもの安全の見守りや、学校での授業のサポートなど、高齢者が積極的に子ども達と接することで、自分自身の生きがいや健康づくりに繋がる事を強調され、高齢者が今まで培ってきた経験などを、地域の子ども達の豊かな育ちを支える活動に役立てることが必要だと呼びかけました。
参加した高齢者は、今回の講演会で気づき学んだことを今後の活動に活かしていきたいと意気込んでいました。
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福祉情報おきなわVol.124(2009.3.1) |
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