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福祉情報おきなわVol.120(2008.7.1)
編集発行 沖縄県社会福祉協議会  沖縄県共同募金会
 沖縄県福祉人材センター  沖縄県民生委員児童委員協議会
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ほっとニュース TOPICS vol.118
県内から世界の舞台へ

●やった分しか、返ってこない  上与那原 寛和さん

出場種目 200m 400m 800m フルマラソン

 5年前の「ぎのわん車いすマラソン」に出場したことで、陸上を始めたという上与那原さん。県内外の色々な大会に出場、挑戦してきた。練習をした分、記録が伸び、周りからもパラリンピック出場できるのではとの声が聞こえてきた。2年前からは、上与那原さん自身も目標をパラリンピックに定め、練習を重ねた。出来るだけたくさんの種目に出場するため、柔軟な体作りを心がけた。
 「やった分しか、返ってこない」、練習した分だけ、結果に表れる。そのためにも、自分の決めた練習量をこなし、その練習量で自分のモチベーションを保っている。しかし、「力んではダメ、リラックスする事が大事。」と数々の大会を通して学んだ。その学びを生かしてメダルを取りに行くと意気込みを語られた。

 

●恩返しのつもりで決意      又吉 清人さん

出場種目 エアーライフル10m立射・伏射、スモールボアライフル50m伏射、3姿勢

 又吉さんが射撃を始めたきっかけは、県内の障害者スポーツであまり普及していない、スポーツを普及させようと思ったからだ。「でも、自分が一番のめりこんだ」と話すとおり、4年前に始めた射撃の腕前は、出場種目の1つである3姿勢で日本記録を持つほどだ。
 しかし、昨年、父親に「パラリンピックに出るのか」と聞かれるまでは、全く出場する気は無かったという。恩返しのつもりで今回の出場を決めた。
 体力・集中力の勝負だという射撃は、ウエアーやライフルなどフル装備で約8Kgにもなり、その状態で50m先の一円玉と同じ大きさの的を狙う。体調管理はもちろん怪我にも気をつけたいと話された。
 

●沖縄から世界へ      仲里 進さん

出場種目 ウィルチェアーラグビー

 パラリンピックの出場種目は、ウィルチェアーラグビーだが、車椅子ツインバスケや車いすバスケットでも長年選手として活躍している仲里さん。団体競技であるウィルチェアーラグビーの沖縄でのチーム練習は週1回、主に関東地域で行われる日本代表合宿は月1~2回のため、県内で参加している、車椅子ツインバスケ等の練習も大切なチーム練習の1部になっている。
 今回の北京パラリンピックでは、「1位~7位までの出場国全てにメダルの可能性がある」、それだけメダルへの期待も高い。代表選手のスケジュールには、パラリンピック前に2度海外試合が組み込まれている。他の選手が、活動拠点を関東圏に移す中、自身の本拠地が沖縄であることにこだわっている。「沖縄から日本一、沖縄から世界へ」と話す仲里さんには、世界の舞台がまっている。

こいのぼり掲揚式

 4月22日に県社協及び沖縄県総合福祉センター主催により、こいのぼり掲揚式が行われた。
 6回目となる今回の掲揚式は晴天にも恵まれ、センター入居団体や地域住民、近隣社会福祉施設からも多数の参加があり、盛り上がった。セレモニーの初めにセンター近隣のみどり保育園、太陽保育園、みぎわ保育園児による、お遊戯が野外ステージで披露された。その後、センター入り口に移動して、園児達は歌を合唱しながら、こいのぼりが掲揚された。
 元気よく泳ぐ大きなこいのぼりに園児達からは歓喜の声が上がり、センター内に響き渡った。

運適が「苦情解決ガイドブック」を発行

  沖縄県福祉サービス運営適正化委員会(岡島実委員長)では、この度、「福祉サービス事業者のための苦情解決ガイドブック~より良い福祉サービスは「利用者の声」から~」を発行した。
 福祉サービスに関する苦情は、各福祉施設や事業所で解決を図ることが求められている。運営適正化委員会では、事業者を対象に研修会を開催するなど啓発普及に努めてきたが、今回新たに、冊子として取りまとめることで、より多くの職員が苦情解決の意義やポイントを学ぶ機会を提供できるものと期待している。
 ガイドブックは近く実施を予定しているアンケート調査の調査票とあわせて、県内の福祉施設・事業所等に配布する予定。

北京パラリンピック3選手出場決定!

 5月20日、日本障害者スポーツ協会より、2008北京パラリンピック競技大会、日本代表選手団の発表が都内で行われ、県内からも3選手が、正式に日本代表選手として選ばれた。すでに世界の舞台へ向けて、強化合宿や遠征等の準備を進めている3選手を紹介する。

~つたわるよ めとめをあわせて はなしたら~

平成20年度介護支援専門員実務研修受講試験のお知らせ
-試験日10月19日(日)、県内3ヶ所で実施-

 本年度も介護支援専門員資格取得のための実務研修受講試験が実施されます。受験希望者は次の事項をご確認の上、期日内に申し込み手続きを行ってください。

①「受験の手引き」の販売
  6月16日(月)~7月14日(月)
  代  金:500円(税込)
  販売場所:沖縄県社協・福祉人材研修センター
  郵送による販売も可能(詳細は問合わせのこと)

②申込書受付期間
  6月17日(火)~7月16日(水)
  申込書は「簡易書留」にて郵送、7月16日消印有効

③受験に要する費用
  9,200円(税込)
  ※試験問題作成手数料1,000円を含みます。
  (受験料は所定の郵便振替払込書にて支払うこと)

④受験票送付 
  9月25日頃を予定

⑤試験日 10月19日(日)
  【試験会場】
  琉球大学、沖縄県宮古支庁、沖縄県八重山支庁

⑥結果通知 12月上旬を予定

⑦実務研修の申し込み
  ※試験合格者のみ
  12月中旬~平成21年1月中旬

⑧実務研修(前期)
  平成21年2月6日(金)~2月8日(日) 3日間

⑨訪問調査、居宅サービス計画原案作成実習2月

⑩実務研修(後期)
  平成21年3月13日(金)~3月15日(日) 3日間
  ●「[四訂]介護支援専門員基本テキスト」を販売します。
    価格…7,350円 [郵送販売(代金引換)あり]
    お問い合わせ…沖縄県社協 総務部(887-2000) 
    メールでも受付けます。tosho@okishakyo.or.jp

 試験の詳細な内容については「受験の手引き」を確認のこと。本会ホームページに一部情報を掲載します。 http://www.okishakyo.or.jp/

☆申し込み・問合せ先
  沖縄県社協・福祉人材研修センター 介護支援専門員実務研修受講試験係
   TEL:098-882-5703
   FAX:098-886-8474 
   E-mail:care@okishakyo.or.jp