県民児協 広報・情報紙
ふ く ら し ゃ
第19号
平成19年度沖縄県民生委員児童委員協議会事業計画
3月20日に開催した県民児協第2回県総会において、平成19年度の活動方針など事業計画・予算について審議が行われ次のとおり承認されました。本号では、そのダイジェスト版を紹介します。
【活動方針】
民生委員制度創設90周年を迎えた本年、未だ地域住民は各地で多発する自然災害への不安、児童や高齢者への虐待、子どもが被害に遭う犯罪やいじめによる自殺、様々な悪徳商法や詐欺による消費者被害、多重債務問題など多くの暮らし辛さや生き辛さを抱えている。
そのような中、民生委員・児童委員は地域福祉を推進する要としてその役割が大いに求められている。
本会では、各関係機関・団体との密接な連携のもと、ひとり一人の民生委員・児童委員が住民の立場に立った相談・支援活動を積極的に展開できるよう、単位民生委員児童委員協議会を中心とした活動支援体制の整備と市町村社会福祉協議会との協働体制の強化を促進する。
また、誰もが地域で安全で安心して暮らしていくための活動として、全県下において児童委員活動第二次強化推進運動や災害時一人も見逃さない運動への取り組みを積極的に展開する。
【重点活動目標】
「命と暮らしを支える民生委員・児童委員活動の強化」を目指し、組織力を活かして関係機関・団体等との連携を密にしつつ、各地域の実情に対応した次の重点活動を推進する。
1.組織強化並びに民生委員・児童委員の資質向上を図る。
2.福祉課題を抱える世帯の支援を図るため、組織活動並びに個別支援活動を強化推進する。
3.地域住民や関係機関・団体の理解と協力を得るため、啓発活動の推進並びにわかりやすい活動の展開を図る。
【実施事項】
1.組織強化の取り組み
(1)会務の運営
(2)全国・九州ブロック各県民児協会長会議等への参加
(3)地区、市町村、単位民児協の運営及び活動強化の取り組み
2.民生委員・児童委員の資質向上の取り組み
(1)大会・研修会等の開催及び派遣
①第26回沖縄県民生委員児童委員大会
②民児協会長研究協議会・研修会
③児童委員活動強化推進運動研究協議会
④地域生活支援ネットワーク研究協議会
⑤市町村民児協事務局担当職員会議
⑥小規模離島民児協出前研修会
⑦地区別新任民生委員・児童委員研修会
(2)全国大会・研修会等への参加・派遣
(3)部会・委員会活動の推進
【児童福祉部会】
テーマ「こどもの夢と未来を育む児童委員活動の推進」
① 児童福祉課題の分析
② 支援内容・方法・体制等に関する調査・研究
③ 関係機関・団体との連携強化、意見具申等による改善強化
④ 課題の共有及び取り組み推進を図るための研究協議会の開催
【地域生活支援ネットワーク部会】
テーマ「民生委員・児童委員発 災害時一人も見逃さない運動の推進」
①災害時一人も見逃さない運動推進委員の育成
②単位民児協における防災・減災意識の啓発
③沖縄県運動推進要綱にもとづく取り組み支援
④課題の共有及び取り組み推進を図るための研究協議会の開催
【総合企画委員会】
①沖縄県民生委員児童委員活動強化方策の策定
②研修内容・体系の検討及び策定
3.福祉課題を抱える世帯の支援を図るための取り組み
(1)低所得者世帯支援の強化
(2)子育て世帯支援強化
(3)障害者世帯支援の強化
(4)高齢者世帯支援の強化
(5)共通の取り組み
4.地域住民や関係機関・団体の理解と協力を得るための取り組み
(1)広報紙「ふくらしゃ」の発行(年6回)
(2)民生委員の日、民生委員活動強化週間の展開
【民生委員・児童委員の日 活動強化週間】
1.趣旨
▲那覇市民生委員パレード
平成19年に制度創設90周年を迎える民政委員・児童委員は地域福祉の推進役として、住民の立場に立ち、住民と共に安全で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでいくことが求められております。
民生委員・児童委員がどのような立場の人でどのような活動をする人なのか、地域社会の方々に正しく理解してもらうために、また、活動の基盤となる住民や関係機関等との信頼関係を一層築いていくために、「民生委員・児童委員の日 活動強化週間」を実施します。「民生委員・児童委員の日」に合わせ、日頃の必要な活動が十分に行えるよう地域の民生委員・児童委員として理解・信頼してもらうためのPR活動を展開しましょう。
2.キャッチフレーズ「 広げよう 地域に根ざした 思いやり 」
3.実施期間 平成19年5月12日(土)~5月18日(金)
4.各地区の取り組み 各市町村の実情に応じて各種取り組みを実施します。
5.実施主体 単位民生委員児童委員協議会、市町村民生委員児童委員協議会、沖縄県民生委員児童委員協議会、全国民生委員児童委員連合会
「民生委員・児童委員の日」とは・・・ 全国民生委員児童委員協議会(当時)は、昭和52年(1977年)に、毎年5月12日を「民生委員・児童委員の日」とすることを定めました。これは、大正6年(1971年)5月12日に岡山県済世顧問制度設置規定が公布されたことに由来するものです。
《 県民児協事務局変更のお知らせ 》
平成19年度沖縄県社会福祉協議会人事異動により、沖縄県民生委員児童委員協議会事務局も変更がありましたので紹介します。
※沖縄県民生委員児童委員協議会 事務局
事務局長 又吉 康夫
担当職員 久根次 薫
玉村 英之
高橋 那青美
また、今回、県民児協担当職員として4年間勤められました新崎盛信さんが異動になりました。本当に4年間おつかれ様でした。
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福祉情報おきなわVol.113(2007.5.1)
編集発行 沖縄県社会福祉協議会 沖縄県共同募金会
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