平成29年度 社会的孤立対策モデル事業「第2回指定社協連絡会」を開催

平成30年2月9日、「社会的孤立対策モデル事業第2回指定社協連絡会」が県総合福祉センターで行われた。

県社協から社会的孤立対策モデル事業(以下本事業)の指定を受けている糸満市、今帰仁村、西原町、南風原町の事務局長と担当職員9名、助言者に神里博武氏(かみざと社会福祉研究所主宰)を御招きし、今年度の成果と今後の取り組みについて話し合いがもたれた。

本事業に取り組んだ成果として、地域相談窓口の定着や、住民主体の見守り・声かけ活動を通じた地域の福祉力の向上、地域の特性に応じた様々な取り組みを深められた等の報告があった。

今年度で指定が終了する今帰仁村社協は、次年度の若者支援活動に向けトマトケチャップの商品開発をすすめている。また、糸満市社協は、社会的孤立対策事業としたテーマ型募金を行っており、両社協ともに指定期間終了後も独自の事業としての活動継続が確認された。

 

事業報告を行う様子

事業報告を行う様子

また、指定期間が残り1年となる西原町社協からは、町内全32自治会に地域相談窓口の設置、南風原町社協からは企業との見守り体制づくり等の次年度計画が報告された。

助言者の神里博武氏からは「小地域(自治会)とどう連携していくのか、また行政とのパートナーシップが今後事業を展開していく上で重要となってくる」とのアドバイスがあった。