寺子屋モデル事業(南風原町の取り組み)

 

県社協から社会的孤立対策モデル事業の指定を受ける南風原町社協(大城徳次郎会長)は、事業の一環として今年8月に寺子屋モデル事業を開始した。

寺子屋モデル事業の目的は、身近な地域における子どもの居場所の確保、地域が一体となって子どもを育てること、子どもの孤立感を解消し福祉のまちづくりに寄与することとしており、町社協が既存のボランティアグループへ委託し、住民主体の地域福祉活動が行われている。

手作りの看板

手作りの看板

この活動は、新川コミュニティセンターで学習支援や居場所づくりを中心に行なわれている。放課後の時間帯には、小学1年生から3年生を中心に10~15名が通っており、地域の中高校生や大学生らのサポートで実施している。

ボランティアグループのメンバーは「言葉は忘れることはあっても、やってもらったことは忘れないと思う。そういう事を子どもたちが感じ取って、いつの日か地域で主体的に動いてもらえるように、いま私たちが育てることをしていくのが大事だと思う。」と語った。