西原町社協で「地域窓口相談員研修会」を開催

 IMG_01706月22日、西原町社会福祉協議会(新川善昭会長)では、町社会福祉センターにおいて「西原町地域窓口相談員研修会」を開催した。

これは、沖縄県社協から指定を受けて実施する「社会的孤立対策モデル事業」の一環として実施されたもので、地域窓口相談員として委嘱された20名が参加した。

西原町社協では、町内11の自治会をモデル指定して「地域の相談窓口」を設置しているが、地域公民館でよろず相談に対応する地域相談員の資質向上を目的に実施した。

研修会では、沖縄県社会福祉士会会長の竹藤登氏が講師を務め「相談におけるコミュニケーション技術」と題した講話があった。その中で、窓口相談員としてコミュニケーション技法と実用例を交えながらわかりやすく説明した。竹藤氏は、「困難事例は一人で抱え込まずに定期的に開催される『地域支え合い委員会』などの話し合いの場で協議し、相談員が前向きに相談業務を行えるように」と、注意を呼びかけた。

西原町社協では、今回初めて地域窓口相談員を対象に研修を実施したが、委嘱した22名のうち20名参加するなど、相談員の意識の高さが感じられた。

西原町社協では、地域の相談窓口を設置した11モデル自治会での成果を町内全域に波及させていきたい考えである。

【西原町社協が実施する「地域の相談窓口」の設置について】

町内32自治会の中から11自治会をモデル指定し、住民の一番身近な拠り所である「公民館」において、地域窓口相談員2名(民生委員及び自治会役員等)が週1回以上の「地域の相談窓口」を開設する。