県社協関連事業3 「南部地区市町村社協実践報告会」にて事例報告

 

沖縄県社協では、平成28年1月29日、豊見城市社会福祉センターにて開催された「南部地区市町村社協実践報告会」(主催:南部地区社会福祉協議会連絡協議会)へ職員を派遣し、県内における社会的孤立の防止・解消に向けた取り組み事例について報告した。

IMG_1662この報告会は、南部地区の市町村社協における活動実践について情報共有するとともに県内他地区の取組み事例から学ぼうと企画されたもので、社協役職員、民生委員ら約250名が参加した。「社協らしさを発揮した事業展開」というテーマのもと、糸満市社協、那覇市社協、南風原町社協の実践報告に引き続き、県社協から嘉手納町社協が行う「南区地域見守り隊」への活動支援と宮古島市社協が行う「日本語教室」に関して報告した。

嘉手納町社協については、住民の主体性を尊重しつつ「南区地域見守り隊」の活動が推進できるよう会議の開催や見守り模擬訓練へのサポート、さらには、町内他地区への普及促進に向けた取り組みについて事例を紹介した。

宮古島市社協については、地域に住む外国出身のお嫁さんが言語の壁に悩んでいる実態をワーカーが掴み、社協が日本語教室を開催することで、言語の習得だけでなく、地域との交流、地域行事への参加につながっている事例を紹介した。

社会的孤立の解消・防止に向け、県内でも様々な活動が展開されているが、実践事例について市町村社協役職員や民生委員・児童委員と情報共有を通じ、新たなヒントを得る良い機会となった。