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コミュニティソーシャルワーク研究会が発足
市町村社協職員ら15名が参加

▲研究会では活発な意見交換が行われた。

 沖縄県社協では、「コミュニティソーシャルワーク研究会」を立ち上げ、去る7月28日に第1回目の研究会を開催した。

 同研究会は、市町村社協におけるコミュニティソーシャルワークの推進を目的として設置されたもの。

 地区担当職員を配置しコミュニティソーシャルワークに取り組んでいる、または今後予定している市町村社協の職員と県社協地域福祉部職員、そして研究会のサポート役・幹事として、神里博武氏(かみざと社会福祉研究所主宰)が加わり、計15名でスタートした。

 初回の研究会では、各社協の取組状況の報告や今後の研究課題等について活発な意見交換が行われた。
 
 今後は、コミュニティソーシャルワーカーの専門性や小地域福祉活動とコミュニティソーシャルワーク等をテーマとして、2ヶ月に1回のペースで研究会を開催していく予定である。

 なお、研究会会長には中本昌幸氏(浦添市社協)、副会長に石川健氏(八重瀬町社協)が選任された。




総合福祉センターで救急法講習会
応急処置、AEDの操作方法を学ぶ
▲AEDの操作方法を学ぶ参加者
 
 沖縄県総合福祉センターでは、8月9日に救急法講習会を開催した。
 これは、総合福祉センター入居団体の職員等を対象に毎年実施しているもので、今年は日本赤十字社沖縄県支部から救急法指導員の真喜志淳(じゅん)氏を講師に迎え、20名の参加者を得て開催された。

 後半は実際に人形とAED(自動体外式除細動器)を使っての救命処置、心肺蘇生法のシミュレーションを体験した。

 また、前半は応急処置としてけがの対処法について、包帯や三角巾を用いての止血や感染予防のポイントを学んだ。

 参加した職員は「実際にAEDの操作手順に触れることができて良かった。機器の操作だけでなく、周囲の危険除去や協力要請も重要だと感じた。」と振り返った。

 県総合福祉センターにはAED1台を配備しているほか、今回のような講習会を通じ職員の操作方法習得に努めている。




高円宮妃久子殿下が御訪問
 〜障がい福祉サービス事業所はごろも(宜野湾市)

▲高円宮妃久子殿下(写真中央)との記念撮影
 宜野湾市にある はごろも福祉会「障がい福祉サービス事業所はごろも」(島袋加代子所長)に8月3日、高円宮妃久子殿下が御訪問された。

 これは、美ら島沖縄総体2010への御来県にあわせて実現したもの。

 スタッフによる事業説明の後、利用者によるカチャーシーと手話ソングで殿下を歓迎し、楽しいお時間をお過ごしになられた。殿下からは「皆さん、がんばってお仕事されてください。」と激励のお言葉をいただいた。

 利用者の新川剛司さんは「緊張したけど、練習した踊りが間違わずにできてよかった。」と振り返り、同じく仲村恵子さんは「妃殿下にお会いできて感動した。温かく見守ってくださってうれしかった。」と話した。




第6期委員長に竹藤登氏
 福祉サービス運営適正化委員会 委員改選

 福祉サービス利用援助事業の運営監視および福祉サービスの苦情解決事業を実施する機関として県社協に設置されている運営適正化委員会の12名の委員が、6月4日に開催した選考委員会(委員長 神里博武氏)による選考を経て選任された。(委員と所属部会は左表のとおり)
 7月8日に開かれた第1回運営適正化委員会においては、県社協会長(代理 比嘉成和常務理事)から委嘱状が交付され、第6期委員長に竹藤登氏、副委員長に福井彰雄氏が選出された。
 委員の任期は、平成24年6月28日までの2年間。

分野及び委員氏名 運営監視
部会
苦情解決
部会
1.社会福祉に関し学識経験を有する者
 公益代表
   ・竹藤 登(県社会福祉士会会長)
   ・福井 彰雄(県介護福祉士会監事)
   ・山城 眞紀子(沖縄キリスト教短期大学教授)
   ・仲本 しのぶ(市民介護相談員なは代表)
 福祉サービス利用援助事業の対象者を支援する団体を代表する者
   ・玉村 安子(県手をつなぐ育成会副会長)
   ・島田 正博(県精神障害者福祉会連合会理事)
 福祉サービスの提供者を代表する者
   ・崎山 朝康(県老人福祉サービス協議会副会長)
   ・上間 久男(県知的障害者福祉協会会長)
2.法律・財務会計に関する学識経験を有する者
   ・喜多 自然(沖縄弁護士会 弁護士)
   ・倉持 輝幸(倉持輝幸公認会計士事務所公認会計士)
3.医療に関し学識経験を有する者
   ・大田 裕一(平安病院院長)
   ・真栄平 勉(県精神保健福祉士協会会長)
(敬称略)




いしみね地域福祉まつり
 草刈りボランティアに140名が汗
▲大勢の参加者のもと2時間にわたり
 作業が行われた。

 いしみね地域福祉まつり会場の環境整備に向けた草刈り作業が8月1日、多数のボランティアが参加して行われた。

 会場となる石嶺児童園グラウンドには炎天下にもかかわらず朝早くから地域のボランティア、企業、PTA、福祉施設、行政関係者等が駆けつけた。また、今年から首里東高校、石嶺中学校、城北中学校の生徒も加わり、45団体から総勢約140名が汗を流した。

 呼び掛け団体の「石嶺町北翔会」永山潔会長によると、草刈清掃はおよそ16年前から毎年実施しているとのことで、石嶺地区の夏の風物詩として定着している「いしみね地域福祉まつり」に欠かせない活動となっている。
 この活動について永山会長は、「企業や学校を含め色々な団体に呼び掛けていますが、地域の皆さんが非常に協力的です。」と話した。

 作業に参加した地元の高校生は「小さいころからまつりに来ていたが、ボランティアは初めて。こんなに大勢の人が関わっているとは思わなかった。」と振り返った。

 このように多くの関係者の協力に支えられて、「第37回いしみね地域福祉まつり」は8月18日に盛会裏に開催された。




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福祉情報おきなわVol.133(2010.9.1)
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