生活福祉資金貸付制度
 ~福祉資金(福祉費)の紹介~

  
 本制度は、低所得世帯、障害者世帯又は高齢者世帯に対し、民生委員の援助指導のもと必要な資金の貸付を行い世帯の経済的自立及び生活意欲の助長促進並びに在宅福祉及び社会参加の促進を図り、安定した生活が送れることを目的としています。
 必要に応じて様々な資金種類がございますが、今回は「福祉資金(福祉費)」についてご紹介します。
※ご相談については、お近くの民生委員、または市町村社協へお問い合わせ下さい。
 
更生資金(福祉費)
 
主な使途内容 結婚、出産、葬祭に必要な経費
転居の際に必要な経費 など
対     象 低所得世帯・障害者・高齢者世帯
貸付 限度額
措 置 期 間
50万円
※据置期間:最大6ヶ月
返 済 期 間 3年以内
連帯保証人 1名必要
利     子 年利3%
 ☆審査によりご希望に添えない場合があります。又、審査内容についてはお答えできません。

事例紹介
  「引越しをして新たな気持ちで」

●世帯構成(5名世帯)
  Yさん 40歳 会社員
  妻    41歳 パート
  子  12歳・8歳・5歳
●借入額(35万円)
●返済回数・月額(36回/約10,000円)
●貸付内容
 Yさん世帯は妻と結婚してからこれまで同じアパートに住んできたが、築年数がだいぶたっており老朽化や子も大きくなったことを考えると、これからの生活に不安を感じた。そこで、別のアパートへ引越しをしたいと考えたが、費用の用立てがなかなかできずに困り、市町村社協へ生活福祉資金の借入れの相談をした。
 相談を進めながら引越し先のアパート探しを行い、また民生委員からもアドバイスをもらった結果、今と同じ賃料で築年数の浅い物件を見つけることができた。さっそく見積りを取り、また、引越し作業については家族や友人と一緒にできる目処がついたため、アパート入居費用だけを福祉資金にて借入れをすることになった。
 引越しを計画しながら、家具や衣服の整理整頓について家族皆で考えることができ、引越し後には手狭だが子供用の部屋をきちんと用意することができた。
 その後は、住まいについて不安を感じることなく仕事や勉強に集中でき、安心して生活しており、返済についても費用を減らせた分、大きな負担にはならずに順調に行っている。


“開催告知”「認知症高齢者ケアセミナー」

 沖縄県介護実習・普及センターでは、年2回夏季と冬季に開催しています。
 夏季のセミナー対象は、介護従事者になります。「認知症って何ですか?」とご家族に聞かれた時どれだけの従事者が、分りやすく説明をできるでしょうか?理解をされている様でされていない認知症を追究しましょう。他人事ではないのです。そして、人として忘れている事を思い出しましょう。

 冬季には、2回目の「認知症高齢者ケアセミナー」を開催いたします。冬季は、一般県民が対象となります。いつかは、誰もが老いてゆくその中で、知りたい健康・病気の知識や情報が交錯しています。難しい専門用語が並び、理解しづらい状況です。そこで、当センターでは、新しい試みを考えました。上映型講演会です。ご自身の目で見て耳で聞きいて、いろいろな事を感じとってください。

夏季開催日
 日時  7月15日 火曜日   午後 13時~17時
 会場 沖縄県総合福祉センター東棟一階ゆいほーる
 対象 介護従事者
 演題 「求められる認知症介護とは?」・「現場の声から」
 申込  お電話になりますが、定員に達し次第〆切となります。ご了承ください。

冬季開催日
 日時 12月18日 木曜日 
 場所 浦添市てだこホール
 対象 一般県民
 上映 「折り梅」
 講演 松井久子監督
 申込 10月1日から

申込先
沖縄県介護実習・普及センター
 電話098‐882‐1484
 FAX   882‐1486

 ※番号の間違えがありません様にお願いします。


(前のページ)

(トップページ)

(次のページ)


福祉情報おきなわVol.120(2008.7.1)
編集発行 沖縄県社会福祉協議会  沖縄県共同募金会
 沖縄県福祉人材センター  沖縄県民生委員児童委員協議会
〒903-8603 那覇市首里石嶺町4-373-1 TEL098(887)2000 FAX098(887)2024



-ふれあいネットワーク-

〒903-8603 那覇市首里石嶺町4-373-1

社会福祉法人
沖縄県社会福祉協議会

Tel 098(887)2000  Fax 098(887)2024
Copyright(C)沖縄県社会福祉協議会
TOP MENU