沖縄県社会福祉協議会 事務局機構改革

いきいきふれあい財団を統合 事務局組織の再編強化図る

 今年4月、沖縄県社協では(財)沖縄県いきいきふれあい財団の統合を含む事務局機構の組織改編を実施した(下図参照)。
 財団の統合に伴い、新たに「いきいき長寿センター」、「高齢者総合相談センター」を設置。財団が行ってきたかりゆし長寿大学校の運営や高齢者総合相談等を展開する。
 また、平成16年度より、「組織のあり方検討部会」や「業務のあり方検討委員会」で、県社協の業務の効率化や見直し等について検討を重ね、今回、既存の部・所についても再編を行った。これにより、地域福祉企画部が「地域福祉部」に、厚生部が「民生部」に名称変更となり、新たに「企画広報部」が設置された。以下、改編に伴う変更点を中心に紹介する。

地域福祉部
 市町村社協の指導育成やボランティア・市民活動支援センターの運営等を所管する。また、今回より、「沖縄県福祉サービス利用支援センター」を部内に統合し、地域福祉権利擁護事業についても所管することとなった。民生委員児童委員協議会への支援については「民生部」に、企画部門については「企画広報部」へ移管された。名称を地域福祉企画部から「地域福祉部」へ変更した。

施設団体福祉部
 これまでの各種別協議会の運営や社会福祉施設経営指導事業等に加え、今回から新たに「介護サービス情報の公表事業」を所管する。

民生部
 これまで厚生部が所管していた生活福祉資金等の貸付業務に加え、県民生委員児童委員協議会組織および民生委員児童委員活動への支援を新たに所管する。名称を「厚生部」から「民生部」に変更した。

企画広報部
 複数の部・所に分散していた企画や広報・情報提供サービスに関する事業を集約した。社会福祉事業の総合的な企画、沖縄県社協21プランの推進や広報紙の発行、認定個人情報保護団体に関する業務等を所管する。

いきいき長寿センター
 高齢者関係の啓発・広報に関することから、かりゆし長寿大学校の運営、社会福祉振興基金に関する事項等、旧いきいきふれあい財団が実施していた事業について所管する。

高齢者総合相談センター
 これまで、いきいきふれあい財団で実施していた高齢者総合相談センターの機能を引き継ぎ、総合相談や高齢者無料職業紹介に関する業務等を所管する。




組織機構改革に伴う、事務所等の移動について
 今回の機構改革に伴い、本会が入居する県総合福祉センター内で事務所・相談室等が次のとおり変更、新設されることとなった。
▼介護サービス情報公表センター(西棟4階へ)
▼福祉サービス利用支援センター(西棟4階 県社協事務局内へ)
▼福祉サービス運営適正化委員会(西棟3階へ)
▼高齢者総合相談センター(東棟2階へ)



沖縄県社協人事異動
 4月1日付にて、次のとおり本会職員の異動等がありましたので、お知らせいたします。なお、機構改革に伴う部署名変更による配属辞令については割愛いたします。(カッコ内は旧職)

【昇任】
 事務局次長兼地域福祉部 部長 山内良章(地域福祉企画部 部長)

【異動】
 運営適正化委員会事務局長兼企画広報部 部長 池原進徳(施設団体福祉部 部長)、施設団体福祉部 部長 伊集守晃(厚生部 部長)、施設団体福祉部主幹兼副部長 嘉陽孝治(総務部主幹)、いきいき長寿センター主幹兼副所長 渡名喜邦夫(いきいきふれあい財団事業課 課長)、福祉人材研修センター主事 渡嘉敷聡(厚生部主事)、民生部主事 新崎盛信(地域福祉部主事)、民生部主事 古見博信(福祉人材研修センター主事)、総務部主事 桃原尚子(利用支援センター主事)、地域福祉部主事 儀間健一郎(厚生部主事)

【県より派遣】
いきいき長寿センター所長兼高齢者総合相談センター所長 富川幸二(高齢者総合相談センター 所長)、福祉人材研修センター所長 知念貞子(高齢者福祉介護課副参事)、福祉人材研修センター主幹兼副所長 嘉陽宗義(中央児童相談所保護課長)、いきいき長寿センター主任 宮城弥生(南部土木事務所主任)、地域福祉部主事 山城晋平(商工振興課主事)、いきいき長寿センター主査 大城由美子(いきいきふれあい財団事業課主査)、いきいき長寿センター主事 屋我真由美(農地水利課主事)

【県へ復職 3月31日付】
饒平名宏(福祉人材研修センター所長)、石垣永純(福祉人材研修センター主幹兼副所長)

【本会より出向】
県共同募金会総務部 部長 蓋盛元(運営適正化委員会事務局長兼利用支援センター所長)

【本会へ出向】
民生部 部長 又吉康夫(共同募金会総務部 部長)、

【退職 3月31日付】
比嘉恵子(施設団体福祉部主幹兼副部長)




総勢309名がボランティア出演
 第32回芸能の夕べ
 本会主催による「社会福祉活動資金づくり第32回芸能の夕べ」が3月5日(日)、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター劇場棟にて開催された。
 沖縄新進芸能家協会による「かぎやで風」で幕が開けた同公演では西川流沖縄県支部による日舞や都山流尺八楽会沖縄県支部の尺八演奏など、総勢309名の出演者がボランティアで参加。華やかな歌や踊りで会場につめかけた500名余の観衆を魅了した。32回を数えるこれまでの公演の収益金は約8千623万円にも上り、本会の福祉活動推進の主要な財源となっている。関係者各位の皆様のご協力ありがとうございました。







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福祉情報おきなわVol.107(2006.5.1)
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