生活福祉資金貸付制度
~療養・介護等費(介護等費)の紹介~
本制度は、低所得世帯、障害者世帯又は高齢者世帯に対し、民生委員の援助指導のもと必要な資金の貸付を行い、世帯の経済的自立及び生活意欲の助長促進並びに在宅福祉及び社会参加の促進を図り、安定した生活が送れることを目的としております。必要に応じて様々な資金種類がございますが、今回は「療養・介護等資金(介護等費)」についてご紹介いたします。
※ご相談については、お近くの民生委員、または市町村社協へお問い合わせ下さい。
療養・介護等資金(介護等費)
主な使途内容 |
介護サービスや障害者サービス等を受けるのに必要な経費 |
対 象 |
・低所得世帯
・高齢者世帯
・障害者世帯 |
貸付限度額
据置期間 |
170万円以内
6ヶ月以内 |
返済期間 |
5年以内 |
連帯保証人 |
1名必要 |
利 子 |
無利子 |
☆審査によりご希望に添えない場合があります。又、審査内容についてはお答えできません。
事例紹介
「段差解消で住みやすく」●世帯構成(2名世帯)
Aさん 70歳
妻 69歳
子 48歳(別世帯)
●借入額(約35万円)
●返済回数・月額(36回/約10,000円)
●貸付内容
Aさんは奥さんと2人で、介護保険サービスを利用しています。これまでは何事もなく過ごしていましたが、最近になってAさんが、歩行に難が出てきたため、家の中の段差が問題となりました。そこで介護支援専門員の方に相談すると、介護保険にて住宅改修のサービスがあるとわかりました。
しかし、その場合、一度費用を全額負担してから後にサービス分の費用が戻ってくるということでした。2人とも年金のみの収入で、子にも相談しましたが工事費用が準備できず悩んでいました。すると、介護支援専門員に生活福祉資金制度のことを教えてもらい、近くの社会福祉協議会へ相談したところ、介護等費にて申込が可能だとわかりました。
2人は高齢のため、返済には不安もありましたが、子も協力すると申し出があり、連帯保証人として一緒に申込をし、無事に借入れができました。改修工事も終わり、段差をなくしたことで歩行がしやすくなりました。戻ってきたサービス分の費用を返済にあて、その後、自己負担分の金額を順調に返済しています。
※この事例は、「生活福祉資金事例集(平成15年)」全社協を参考に作成しました。
“突如ショッピングセンターに・・・”
見たことの無い道具?が、いっぱい並びました。
去った十月二十六日(日)にサンエー那覇メインプレイス様のご協力により、「ミニ介護体験と福祉用具展示相談」を開催しました。沖縄県介護実習・普及センターが『ミニ介護体験』を、沖縄県福祉用具事業者協議会は『福祉用具の展示相談』を担当しました。
実際に福祉用具を初めて見て・触れて・体験できるため驚く方や、新しい発見をされた方、介護相談をされる方もいらっしゃいました。ショッピングセンター等での開催は初めてでしたが、来店されるお客様は、福祉(介護)に関心はあるがどうしたらいいのか分からない様子でした。これを機に地域密着で展示相談・講座を行っていきたいと思います。
最後に、ご協力戴きましたサンエー那覇メインプレイス様、沖縄県福祉用具事業者協議会様ありがとうございました。
“八丈島”と関係が・・?
~南大東島研修報告~
ご存知でしたか?
南北大東島が『八丈島』と関係が深いことを・・・。南大東島で開催した講座で私は、そのことを知りました。
十一月十九日に『高齢者住宅の改修研修』を、二十日に『在宅介護教室』『介護技術向上実務者研修』を開催しました。
住宅改修の講座の中で、沖縄本島と大東島の生活習慣と住宅事情の違いが取り上げられました。一例として、入浴の時、湯に浸かる率を比較してみました。さて、問題です。「本島と大東島、どちらが入浴時湯に浸かる率が高いでしょうか?」考えてみてください。その土地の歴史と住宅事情を踏まえた講義に多くの参加者が楽しく学び、無事に終了することができて感謝です。
お問い合わせ
沖縄県介護実習・普及センター
電話098-882-1484
fax 098-882-1486
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福祉情報おきなわVol.123(2009.1.1) |
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