モデル指定社協第1回連絡会を開催

renrakukai-1平成27年11月4日、沖縄県社協では「社会的孤立対策モデル事業第1回連絡会」を開催した。連絡会には今帰仁村社協、糸満市社協、県社協と「かみざと社会福祉研究所」主宰の神里博武氏が助言者として参加し、これまでの事業の進捗状況について報告があった。

今帰仁村社協では、不登校や引きこもりの児童・生徒から親の支援までを視野に入れた居場所づくりを推進し、糸満市社協では、市内の高齢・障害・児童分野の各種相談員を対象とした研修会を開催するなど特色ある活動が報告された。

協議の中で、両社協とも地域で孤立している方々の把握がまだ十分ではなく、今後も民生委員や関係機関・団体との連携を通して相談窓口につなげる方法や、アウトリーチによる課題の把握、ニーズの掘り起こしが今後の課題であることが確認された。

県社協ではこのような連絡会のほか、今後も巡回訪問や研修会の実施を通じ、モデル社協への支援を行っていく考えである。