お互いの情報交換の場
沖縄大学ボランティアサークル
福祉文化学科の学生が中心となって構成されるボランティアサークル(愛称:ボ部)は、大学の講義「ボランティア入門」でボランティア活動を実際に行ったことをきっかけとして、サークルに入る学生が殆ど。
取材のこの日は、ちょうど大学祭の前日でボ部のメンバーは巨大迷路を作っていた。昨年から始まったこの巨大迷路は、大学祭に遊びに来た子どもが楽しめるようにと、大学祭では珍しく、ターゲットを子どもに定めた取り組みだ。
ボ部のメンバーは、みんなマイペース。普段は個々にボランティア活動を行っていて共に活動することが少ないというが、この学園祭の準備ではキュッと一致団結し、500個のダンボール集めから迷路作り、飾りつけを手分けして行うなどフットワークは軽い。
大学に届く様々な福祉施設やNPO団体からのボランティア募集。その中から興味のあるものを選び、活動するメンバーにとって、参加してよかったと思える依頼とそうでない依頼の違いを指摘する。ボランティアをして良かったと思える場合は、基本的に職員がボランティアに任せっきりにせず、的確に指示をするなどコミュニケーションが密であるという。ボランティアする楽しみに「色々な考えを持っている人と関わること」を挙げる代表の山入端さん(福祉文化学科3年)の言葉からも、学生ボランティアの求めている多様な価値観との出会いや関わりを通して得られる気づきを依頼する側がどれだけ与えられるかが、ボランティア満足度において重要であることを教えてくれる。
「今後は、個別の活動を続けながらも、サークルが定期的に取組む活動を何かやってみたい。メンバーが一緒にやっているんだという雰囲気をもっと作りたいんです」と代表としての思いを語ってくれた。
今回、回答して頂くのは、本会「福祉施設経営相談支援事業専門相談員」の
公認会計士 倉持 輝幸 先生です。
Q
平成19年度税制改正において減価償却制度が見直しされたとのことですが、社会福祉法人にはどのような影響がありますか。
A
「社会福祉法人会計基準の制定について」(社援基発第0731001号 平成19年7月31日)の一部改正についての通知が出ていますので、参考にして下さい。
取得価額及び残存価格
減価償却資産の評価額は取得価額とする。また、残存価格は、以下のとおりとする。
ア 平成19年3月31日以前に取得した有形固定資産
有形固定資産について償却計算を実施するための残存価格は取得価格の10%とする。耐用年数到来時においても使用し続けている有形固定資産については、さらに備忘価格(1円)まで償却を行うことができるものとする。
イ 平成19年4月1日以降に取得した有形固定資産
有形固定資産について償却計算を実施するための残存価格はゼロとし、償却累計額が当該資産の取得価格から備忘価格(1円)を控除した金額に達するまで償却することができるものとする。
ウ 無形固定資産
無形固定資産については、当初より残存価格をゼロとして減価償却を行うものとする。
(前のページ)
(トップページ)
(次のページ)
福祉情報おきなわVol.117(2008.1.1) |
編集発行 沖縄県社会福祉協議会 沖縄県共同募金会
沖縄県福祉人材センター 沖縄県民生委員児童委員協議会
〒903-8603 那覇市首里石嶺町4-373-1 TEL098(887)2000 FAX098(887)2024 |
-ふれあいネットワーク-
〒903-8603 那覇市首里石嶺町4-373-1
社会福祉法人 沖縄県社会福祉協議会
Tel 098(887)2000 Fax 098(887)2024
Copyright(C)沖縄県社会福祉協議会
CLOSE