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 こいのぼり掲揚式 ~見つけよう みんながもっている いいところ
 4月26日、県社協及び県総合福祉センター主催による「こいのぼり掲揚式」が開催された。天候不良により1日延期となったものの、式にはセンター入居団体を始め近隣の保育園園児や社会福祉施設利用者、民生委員、地域住民などおよそ200人が参加した。
 例年、元気いっぱいの歌と踊りを披露している太陽保育園とみどり保育園の園児たちに加えて、今年はサマリヤ人病院精神科デイケア利用者による歌の披露と併せて子どもたちへ手作りこいのぼりのプレゼントがあった。
 空高く舞うこいのぼりの下で子どもたちの笑顔と大人たちの温かい眼差しが輝いていた。





沖縄園芸福祉協会誕生 ~誰でも園芸に関われるよう工夫する専門家~

沖縄県宅老所連絡会 事務局長 仲間勝弘

  平成19年5月、初級園芸福祉士らによって沖縄園芸福祉協会が設立された。園芸福祉とは、地域の様々な場所で営まれる植物の種子~発芽~成長~開花~結実~収穫という一連のプロセスに幅広い年代の人々が参加して、植物と接し、栽培する楽しみや喜びを共有することだという。
 協会には40名の会員がおり、そのうち35名が初級園芸福祉士の資格を取得している。
この資格は、NPO法人日本園芸福祉普及協会による認定資格であるが、受験するためには、協会が定めたカリキュラムでの養成講座を受講しなければならない。この養成講座が県内で初めて開催されたのが昨年の12月。糸満市にある夢工房共同作業所の大城勝子所長の「本県でも園芸福祉を進めていきたい」、とする強い想いのもと第1回目の養成講座の事務局を務めて実現したという。

 大城施設長は自身の経験から植物という一つの命を育てる作業によって、利用者に責任感が生まれ、自信がつき、生き生きとした表情に変化していく効果があるという。どのような障害であっても高齢でも子どもでも、誰もが植物を育てることが出来るよう一人ひとりにあった癒しやリハビリを考えて園芸のプランニングをすることが園芸福祉士の役割だと話す。<BR>
 実際に資格を取得した会員は、福祉関係者ばかりではなく銀行員や看護師、自営業の方など様々だ。今後は資格をもっと社会的に認知してもらい、地域や福祉施設、病院などで活かせるよう2ヶ月に一度の集まりで情報交換を行ったり、勉強会を開いたりする予定だという。







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福祉情報おきなわVol.114(2007.7.1)
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