ノーマリゼーションセミナーに200名
誰もが地域で安心して暮らせる社会を

 障害があっても、地域の中で自分らしく安心して生活していくための支援を考える標記セミナー(主催・同実行委員会、県社協)が4月5日県総合福祉センターで開催されました。  

 第1部の基調講演は、ノーマリゼーション発祥の地デンマークより、N. E.バンクミケルセン記念財団の千葉忠雄理事長が現地の福祉制度や活動について報告しました。千葉氏によれば、デンマークにおける福祉は、「健常者」や「障害者」という風に分けるのではなく、日常生活において支援が必要な「全ての国民」を対象にしているところが、日本との大きな違いであります。日本がこのような「成熟した社会」になるには、まだまだ多くの課題があり、まずは国民の意識改革が重要であることを強調されていました。               

 第2部では、「誰もが地域の中で自分らしく安心して暮らしていくために」と題し、長野県西駒郷地域生活支援センターの山田優所長をコーディネーターに招き、障害を持つ当事者を中心としたパネルディスカッションが行われました。パネリストの濱川久美子さん(小規模作業所なは倶楽部所長)からは「障害というフィルターを通して私達を見るのではなく、一人の人間として受け入れて欲しい」等の意見が出され、県内における差別や先入観など、障害に対する周囲の意識を見直し、地域の中で自分らしく安心して暮らせる支援のあり方について意見交換がなされました。

 また、当日は障害を持つ当事者の方の歌やピアノ演奏、アート(絵)の展示等もあり、集まった参加者からも「素晴らしい」との声が多く好評を得ました。




「あんただれ」毎月来てるよ 僕在介
県在介協が川柳を募集
 介護保険制度の改正によって地域包括支援センターが創設されることに伴い、これまで地域の総合相談窓口を担ってきた在宅介護支援センターは、その廃止や機能・役割の変化など岐路に立たされています。

 県在宅介護支援センター協議会ではこの度、これまでの集大成として各会員施設へ川柳を募集しました。

 3月9日(木)同協議会のシンポジウム&交流会の中で、参加者の投票により1位~7位が決定し、続けて表彰式が行われました。

 参加者からは、「どの作品も現場に即した内容となっており、共感できる」との声が上がっていました。
メダルを受賞した3点は次のとおり。

1位 「あんただれ」  毎月来てるよ  僕 在介  (とよみの杜 男性)

2位 地図にない   スージ道まで  把握した   (白寿園 男性)

3位 在介の  職員なぜか アルパ見る   (名護市在介 女性)


福祉車両寄贈申込が開始
申請書を県社協で配布
「24時間テレビ」チャリティー委員会による福祉車両の寄贈申込受付が開始になりました。申請書・福祉車両カタログを県社協で配布します。

主催=「24時間テレビ」チャリティー委員会
対象団体=社会福祉法人(社協含む)、NPO法人、任意団体、地方公共団体・医療法人・ボランティア団体、
 学校法人、民法法人(社団・財団)、
 生協、広域連合など営利を目的としない団体
対象車両=リフト付バス、スロープ付自動車、入浴者、電動車いす等申込書・福祉車両
カタログの請求方法=いずれかを選択
 ①県社協へ直接取りに来る
 ②郵送※240円切手を貼った角2の返信用封筒を添えて県社協へ送付

※問合せ:地域福祉部(山城)




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福祉情報おきなわVol.107(2006.5.1)
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